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演奏会雑録帳
2001年以前に行った演奏会の感想です。本体記事と重複してるものもあります。
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1992(平成4年)
(エフゲニー・スヴェトラーノフ/ロシア国立交響楽団)

10月23日:新宿文化センター

グリンカ/ルスランとリュドミラ、序曲
ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲(P/中村紘子)
ラフマニノフ/交響曲第2番


 この指揮者がはじめてラフマニノフを指揮した公演。自分は前半遅れてしまい、狂詩曲をホールの外の通路から聴くこととなったのですが、外にいてもドスンドスンというオケのド迫力の音が響いてきてかなりあせったものですが、後半に聴いたラフマニノフにはもう言葉もありませんでした。

 自分はこの曲に対して甘ったるい映画音楽のような曲としか考えていなかったのですが、スヴェトラーノフはじつにこの下手をするとただダラダラと流れかねない曲想をじつにうまくまとめ、甘味に流れすぎることを戒めながら、それでいてこれ以上ないくらい万感の想いを込めてメロディを歌いつくすその姿に、正直大きな感銘を受けたものでした。

 特に第三楽章はその音楽の歌いこみの深さが素晴らしく、後半ではもうこちらの気持ちが胸いっぱいになるくらい素晴らしいもので、思わず目頭が熱くなったものでした。

 終楽章もじつに堂々とした風格をもった音楽が展開され、ほんとうに満足しきった演奏となりましたが、正直その後この指揮者が同曲をロシア国立おN響で何度もその後とりあげることになるとは夢にも思いませんでした。晩年チェリビダッケが日本でブルックナーを積極的にとりあげていましたが、スヴェトラーノフが同曲を、特に最後の日本公演では三度も演奏していたのが今では妙にそれとダフってみえることがあります。

 この指揮者にとって同曲は特別なものであったのかもしれません。


●エフゲニー・スヴェトラーノフ/その思い出と記録。そして雑感。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/orch/page344.html
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