FC2ブログ
演奏会雑録帳
2001年以前に行った演奏会の感想です。本体記事と重複してるものもあります。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

1975(昭和50年)
(エフゲニー・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルハーモニー・アカデミー)

5月21日:NHKホール

プロコフィエフ/交響曲第6番
ショスタコーヴィチ/交響曲第5番

この日の演奏。まず最初にプロコフィエフの交響曲第6番。まったく知らない曲だったのですが、演奏の凄さにとにかくまいってしまいました。弦の異常なほどの弱音における冷ややかな響きはホール全体の室温まで下げてしまったように感じるほどで、特に終楽章の垂直断ちともいえる音の立ち上がりと音の断ち切り方には、戦慄さえ感じさせるほどでした。

 ですが後半のショスタコーヴィチは明らかに不調。冒頭の弦のバシーンという強烈な入りはともかく、その後の管がぶっきらぼうな表情が随所にみられただけでなく、かなりミスしている部分が多く、1年前に聴いたマゼール指揮のクリーヴランドの方が遥かにオーケストラとしてのアンサンブルや表情付けが上という気がしたものでした。(このときチェレスタとピアノの両方を演奏する女性の方がコントラバスの間を抜けて行ったり来たりしている姿が妙に印象に残りましたが…)ところが終楽章でのこと、終楽章の途中から調子がでてきたせいかかなり聴き応えのでてきたさなか、コーダに入りオケが大きく立ち上がった頂点における最初のシンバルの一撃の直後に響いた、コントラバスを中心とした低音部のその圧倒的な響き!その瞬間NHKホールが横に倍以上に押し広げられたのではないかというくらい巨大な響きがホール全体に響きわたりました。この衝撃的な一瞬がムラヴィンスキーという指揮者と自分との決定的な結びつきとなりました。


●エフゲニー・ムラヴィンスキー/その思い出と記録。そして雑感。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/orch/page304.html
スポンサーサイト



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



カテゴリー



カレンダー

09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。