演奏会雑録帳
2001年以前に行った演奏会の感想です。本体記事と重複してるものもあります。
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1997(平成9年)
(アンドリュー・デービス/BBC交響楽団)

5月25日:サントリーホール
ディーリアス/楽園への道
トヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲(VN/渡辺玲子)
シベリウス/交響曲第2番


 BBC交響楽団は録音で聴くと明晰なサウンドではあるものの、ちょっと繊細にすぎる感じを印象として受けていたのですが、それは冒頭のディーリアスで完全に覆ってしまいました。

 たしかに明晰ではあるもののその音はかなり太い芯のようなものが存在し、しかも腹の底から響いてくるような力強い響きも共有しているため、極めてがっしりした響きをそこから感じたものでした。

 指揮のデービスは堅実かつ手堅い指揮ではあったものの、小さく固まった印象は皆無で、内にかなりの厳しさと熱さをもった指揮をしていました。特に後半のシベリウスは素晴らしく、その力強い表現はシベリウスのもつ自然の息吹よりも、そこに住む人間の力強さをより表出した趣があり、きわめて大きな感銘をもって鳴り響いたシベリウスとなりました。

 デービスは以前はちょっと中庸にすぎる印象があり、あまり明確な印象をもてなかったのですが、このシベリウス以降テービスには、まだまだこれから一花も二花も咲かせてほしいと強くおもった次第です。それほどのこれはシベリウスの名演でした。
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