演奏会雑録帳
2001年以前に行った演奏会の感想です。本体記事と重複してるものもあります。
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1993(平成5年)
(ジャンルイジ・ジェルメッティ/シュトゥットガルト放送交響楽団)

10月26日:サントリーホール
ロッシーニ/ウィリアム・テル、序曲
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲(フランク・ペーター・ツィンマーマン)
ストラヴィンスキー/春の祭典


 とにかく歌う歌う、そしてまた歌うという感じの演奏会で、春の祭典がこれほど歌謡的に歌いぬかれた演奏というのも前代未聞だったような気がします。まるでイタリアオペラのような感じすらしたほどで、たしかにメロディは豊富にある曲ではふるものの、これほど歌いきり歌いぬかれるとは想像もしていませんでした。とにかくとても貴重な体験であったように思います。

 協奏曲もそういう意味でオケの歌いぬきが目立ったものの、ソロのツィンマーマンも伸びやかな演奏を展開しており、こちらはこれでじつにうくいった演奏となっていました。

 ですがこの日の聴きものは一曲目とアンコールに演奏された「セヴィリアの理髪師」序曲の二つのロッシーニ。

 もともとロッシーニには定評のある指揮者ということは聞いていたのですが、その小気味よさと曲に即した絶妙な感覚に彩られた歌いぬきはほんとうに見事で、そこにあのロッシーニクレッシェンドが添えられてくると、もう極上の一品料理をいただいているようで、ほんとうに満足満足といった感じとなってしまいました。これは今まで自分が実演で聴いたベストのロッシーニだったと思います。

 尚、指揮者のジェルメッテイ氏はその巨漢にもかかわらず、まるでマイケル・ジャクソンのムーンウォークのように指揮台をすべるように右にいったり左にいったりという指揮をしており、特にロッシーニでは音楽とその動きがじつにマッチしており視覚的にとても楽しめたものでした。
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