演奏会雑録帳
2001年以前に行った演奏会の感想です。本体記事と重複してるものもあります。
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1993(平成5年)
(ウォルフガング・ザヴァーリッシュ/フィラデルフィア管弦楽団)

5月19日:サントリーホール
Rシュトラウス/祝典前奏曲
Rシュトラウス/ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯
Rシュトラウス/家庭交響曲


 指揮者にとってもオケにとっても十八番の曲を演奏するというのは、正直たまにお互いの価値観の相違からずっこけてしまう場合もあるのですが、うまくいったときはもう極上を極めたものとなることも事実で、今回はその後者に演奏が行われました。

 もう最初の祝典からすでに輝かしい響きがホールを満たしており、すでにこの段階で言うことなしだったのですが、続くティルの冒頭の弦の響きでもう言葉もないくらい満足しきってしまいました。

 以前聴いたオーマンディに比べるとやや響きが硬質になった感があるものの、その輝かしい響きは多少質的な感触は変わったものの健在で、聴いていてその点はちょっと懐かしく感じたものでした。

 後半の「家庭交響曲」はたいへん華やかな、それでいてしっかりとした骨組みを感じさせる演奏で、指揮者の劇場感覚が演奏にもじつに見事に発揮された極上のシュトラウスが展開されていきました。音量的にもまったく申し分ないこの日のシュトラウスは後にEMIから全3曲がCD化されましたので、今でもたまに取り出してそのときの演奏を愉しんだりしています。(現在国内盤は廃盤になっているようなので残念ですが、いずれ廉価価格にして再発売してほしいところです。)

 因みにこの演奏会は、指揮者が70歳を迎える年に行われた日本ツァーでの演奏会ですが、この公演の9月にはこのフィラデルフィアの音楽監督就任も決まっていたことから、事実上のお披露目ツアーともなったようです。
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