演奏会雑録帳
2001年以前に行った演奏会の感想です。本体記事と重複してるものもあります。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

1990(平成2年)
(ペーター・マーク/東京都交響楽団)

12月18日:東京文化会館

モーツァルト:交響曲第21番
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲(VN/竹澤恭子)
シューマン:交響曲第2番


 1990年にこの指揮者を初めて聴いたとき、マークにとっては4年ぶりの来日でした。この年はザンデルリンクの10年ぶりの来日からはじまり、チェリビダッケやヴァントのブルックナーなどがあったため、この公演はあまり話題になりませんでしたが、会場はこの指揮者を慕う多くの聴衆でまずまずの人の入りとなっていました。

一曲目、自らがチェンバロを弾きながら指揮する、なんとも優雅かつ温かな感触をもつモーツァルト。二曲目の竹澤さんを独奏にむかえた素晴らしい跳躍感と歌にみちたドヴォルザーク。まったく見事としか言いようの無い演奏でした。(ただこれらを聴いたとき、以前からよく来日していたこの指揮者を、なんで今まで聴こうとしなかったのかという自分に対する嫌悪感に物凄く苛まれました。)

 そして後半のシューマン。その堂々とした風格溢れる見事な音楽と、第二楽章にみられるような明快でありながらどこか神秘的な雰囲気を湛えた響きに、この年のはじめに聴いたザンデルリンクとはまた違った強い感銘を受けたものでした。マークというと颯爽というイメージがありますが、たしかにそういう部分もあるものの、この指揮者は曲によって驚くほど風格溢れる堂々とした音楽を展開するということを、この時初めて知りました。このシューマンはまさにその最高の例なのかもしれません。特に終楽章の見事さは筆舌に尽くし難いものがありました。この指揮者は後に都響と1番と4番を指揮していますが、都響とこの時期にシューマンの交響曲の録音をしなかったのはザンデルリンク同様、じつに残念なことだと今でも思っています。


●ペーター・マークの思い出
http://www003.upp.so-net.ne.jp/orch/page102.html
スポンサーサイト


リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



カテゴリー



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。