演奏会雑録帳
2001年以前に行った演奏会の感想です。本体記事と重複してるものもあります。
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1988(昭和63年)
(アルジェオ・クワドリ/東京フィルハーモニー)

4月12日:東京文化会館

クレメンティ/シンフォニア ニ長調 作品44
モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番(P/セシル・ウーセ)
ケルビーニ/レクイエム(合唱/二期会合唱団)


(プログラム手元紛失の為、曲目は「新編 日本の交響楽団」を参照しました。)

 クワドリの名前をはじめて知ったのは73年の東京フィルのプログラムに名誉指揮者として名前が掲載されていたのを目にした時でした。自分にとってはかなり早い時期に名前を知っていたのですが聴くことができたのはこのときのみでした。このときクワドリは77歳でした。

 最初のクレメンティは以前来日したときのクレメンティがたいへん好評だったということで今回とりあげられていたのですが、その羽毛のような触感と明晰な響きがおりなす独特な温かさが絶妙な味わいを醸し出した演奏でした。
 続くモーツァルトも同様な響きでしたがウーセの清楚な響きとあいまってこれもまた素晴らしい演奏となりました。特に終楽章の、ためながら音楽を推進させるような運びの旨さにはかなり感心させられたものでした。

 ですがこの日の圧巻だったのはケルビーニで、その堂々とした風格溢れるスケールの大きな演奏は、決して力みかえったところのない、それでいて音楽のもつ凄みのようなものは見事に表出されきっているといった演奏で、この指揮者の奥行きの深さと、熟練の技の見事さというものに大きな感銘を受けたものでした。
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