演奏会雑録帳
2001年以前に行った演奏会の感想です。本体記事と重複してるものもあります。
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1987(昭和62年)
(ネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団)

2月26日:昭和女子大人見記念講堂

アルヴェーン/真夏の徹夜祭
ドヴォルザーク/チェロ協奏曲(VC/フランス・ヘルメルソン)
シベリウス/交響曲第2番


ほとんど何の情報もなく聴きに行った演奏会。しかも一曲目が変更され上記になったのですが、この演奏が素晴らしく、特にホルンセクションの充実ぶりは目を見張るものがありました。

 続く二曲目でもその好調ぶりは持続され、これはほんとうに儲けものと思ったものですが、それ以上に驚いたのが独奏のヘルメルソン。チェロのヘルメルソンはとにかくたいへんな実力の持ち主で、1曲目終了後協奏曲で出がない何人もの同オケのチェロ奏者が、舞台を飛び降りて空いてる客席にすわり、彼の演奏を食い入るようにみていた光景がなんとも印象的でした。アンコールにバッハの無伴奏を一曲弾きましたが、これも大柄ななかなか聴き応えのあるものとなっていました。それにしてもなんと音量の豊かなチェロだったことか。

 最後のシベリウスもまた見事なもので、熱くそして共感豊かに歌い上げていくとても直に訴えかけてくるタイプの演奏で、特に終楽章後半の音楽の素晴らしい高揚感には胸が熱くなるものがありまました。そしてコーダの素晴らしい盛り上がり、特に最後は思いっきりほぼテンポを倍に落として圧倒的に歌い上げたその見事さには、正直言葉もありませんでした。(ただしこのテンポの落とし方はこのときしか聴いたことがなく、BISのCDでも、また同団再来日のサントリーホールでの公演でもそれを聴くことがありませんでした。)また全編を通じてチューバがじつにうまく音楽を支えていたのも印象にのこりました。

 アンコールの白一色の「祝祭アンダンテ」も見事の一語につきる名演で、このコンビがその後長期にわたり続いていくのも納得できる、ほんとうに心に強く訴えかけられた演奏会でした。
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