演奏会雑録帳
2001年以前に行った演奏会の感想です。本体記事と重複してるものもあります。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

1979(昭和54年)
(アルヴィド・ヤンソンス/レニングラード・フィルハーモニー)

6月6日:東京文化会館

プロコフィエフ/ロミオとジョリエット、抜粋
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番(P/ウラディミール・クライネフ)
ベルリオーズ/幻想交響曲


 プロコフィエフの信じられないほどのダイナミックレンジの広さ、弱音のほとんど静寂と一体化したような、しかも強さを兼ね備えた響きと、ホール全体がすっとんでしまいかねないような超巨大な最強音はあまりにも衝撃なものがありました。

 協奏曲はクライネフの技巧の冴えとヤンソンスのつけの上手さがピタリとあった超絶的演奏。クライネフは鋼鉄のタッチといわんばかりの鉄壁の技巧でこの難曲を弾きまくっていましたが、バックのオケもまた咆哮しまくりという凄まじいもので、後にも先にも、こんなド迫力の協奏曲というのを聴いたことはありません。それにしてもクライネフのピアノ。どんどん鍵盤を吹き飛ばしていくような感じさえしました。「海の上のピアニスト」のピアノを弾いて火をつけるそれをみていたら、ふとこのときのクライネフを思い出してしまったものでした。

 最後の幻想交響曲は、かなり遅めで全体的に粘着力のある音楽から湧き上がってる巨大なスケールと、轟音のようなド迫力が凄まじい印象をのこした演奏となりました。あの東京文化会館が最後揺れていました。ですが野性的とか野放図といった印象は皆無で、オケも野放しにならない完璧な掌握力をもって統率していました。
 
 レニングラードPOの巨大な音楽を陰で支えていたヤンソンスの実力をあらためて思い知ったものでした。きわめて情熱的な指揮姿も強く印象に残っています。マリス・ヤンソンスの父親です。

スポンサーサイト


リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



カテゴリー



カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。